2004.11.23 第2回
『 ミシュラン3つ星とは・・・? 』 |
| 小雨ぱらつくある日の夜、なんだか外からお経のような??声が聞こえてきたな〜と思い、窓から下を覗くと坊主の行列!!いや、そうではなくてロウソクと旗を持った人々の行列が聖句を唱えながら、ぞろぞろと歩いているではないですか。一体なんだろう??と思い、ジャンバーをひっかけ、つっかけを履き彼らの後を追うことにしました。
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| 私の住むアパートの前はモンマルトルのサクレクール寺院までと続く長〜いなだらかな坂道です。そうそうこの行列は、丘の上の寺院までへと行くのです。
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聖人の名前と姿の描いてある旗を持ち、先頭の司教様?の声のあとに続き聖句を唱えて賛美歌を歌いながら、200m位
は続く人々の列が連なっていました。10月末から11月にかけてトゥッサンとよばれる日本のお盆のような時期でのことでした。そっかこれは日本の灯篭流しのような行事なのかな〜と寺院の中で私も皆にまじって一緒に賛美歌を歌いながらふと思いました。
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さてさてミシュラン3つ星の厨房はいかに???--------
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| さてさてこのトゥッサンの1週間、学校はお休み。せっかくのパリ滞在、無駄
にはしないぞーと、はりきって3つ星レストランでスタージュすることにしました。
1週間というかなりの短い期間ですがフェランディの生徒ということで、レストラン側も特別
にOKしてくれました。感謝!! |
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| スタージュは3度目、まだ料理より経験のあるお菓子のほうがいいかなと思い、パティスリーのほうに入ることに。
さてさてミシュラン3つ星の厨房はいかに???皆様には隠すことなく自分が感じたままの真実をお伝えします!!
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かなりの期待度&緊張度の初日、厨房のちらかりにびっくり〜!! ほにゃ〜。パティスリーのシェフは20代前半、メンバーも20代前半、みんな親切に教えてくれるし、私にもデザートどんどん飾っちゃって〜、作っちゃって〜いいよ〜というラフな雰囲気でホテルブリストルのさつばつとした雰囲気とはかけ離れているけど、いたって掃除もラフ。
彼らにしてみたら、これで十分綺麗と思っているのかもしれない。
でも、でも、冷蔵庫の中のタッパーの表面、ちょっとべっとりしてるよね〜、オーブンだって表のガラスが油で曇りすぎてて中が見えないよね〜、でも誰も気にしないのね〜。
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| それにプチフール用の小さい四角い器にもひびが入っているのに、気にせず使ってるし。
でもでもデザートはおいし〜のかな、綺麗なのかしら〜?いやいやマカロンの大きさだって全然違うし、少し焦げてたって、色がまだらでも、気にしない。 |
みんな指をクリームやアイスにどっぷりと突っ込んで味見する。そしてベロっとなめた指を何回も突っ込んで。
以前通っていた学校の先生が授業中に手をなめて味見する生徒に向って言っていた、スプーンを使え!!お行儀が悪いし汚いじゃないか!! 私も同じ言葉を彼らに言いたかった。まあでもスタージュの身だし、郷に入れば郷に従え。いや、でも私はスプーンでペロっとしましたよん。
そしてある衝撃的な場面を見てしまいました。 |
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| 見習いのフランス人の子が絞り袋の先から出てくるクリームを直接、口でなめて、はい冷蔵庫に。ひえ〜!! このデザートに、みなさんはいくら払えますか??ちなみにこの店の夜のコースは最低2万円〜。 |
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朝9時から夜の12時半まで途中2時間半の休憩をはさんでの1週間のスタージュでしたが、体力的には結構疲れました。そしてこの店に学んだことは、ミシュランの星の数とはいかに??という問いかけでした。
2つ星のブリストルのほうが、全くもってデザートは勝ると思うし、厨房だってお皿だって断然、綺麗だし。
そうそうこのお店の名前は一応内緒にしておきますが、ミシュランでは何年間も3つ星を獲得し、シェフは今は厨房には立ってませんが、かなり名の知れた方です。 |
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| デザートは奇抜な材料の組み合わせで、でも味は????だったけど料理のほうはおいしいのかな?? え〜、でもきっときっとおいしいはずだよ。3つ星だしさあ!!目をつぶっていたほうが、きっといいこともあるのね。知らないほうがおいしく食べられたかしらん。。。。。知らぬ
が仏か!? |