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パーティ・イベントレポート

シュッド・ウエストワイン(フランス南西地方) プレスランチ&合同試飲会
テーマ:『ワインと料理のマリアージュ』



フランス南西地方ワイン委員会
(IVSO)が、8生産者・13ドメーヌ
(ワイン生産者)と共に来日!


シュッド・ウェストワイン
(フランス南西地方)の魅力を
『ワインと料理のマリアージュ』
というテーマで、

フランス南西地方の郷土料理と
共にイベントを開催いたしました。


プレス専用の華やかなパーティを
是非、ご覧ください。



シュッド・ウェストとは、ボルドーとラングドッグクルシオンの間に位置するフランス南西部の地域を指します。北東の中央山塊やピレネー山脈、大西洋に囲まれた地域で、世界的な海洋性セパージュ(品種)発祥の地とも言われています。写真は、welcomeアミューズのキッシュ等。

シュッド・ウェストは、その土地で自生している葡萄品種が120種類もあり、これは、フランスワイン全体の30%も占めます。ボルドーは約30種類なので、その差は歴然!また、シュッド・ウェストは、豊富な畜産もあり、原産地証明等、品質ラベル保有商品数の多さでヨーロッパNO.1!

シュッド・ウェストは、子羊や黒豚、鴨、フォアグラ、トリュフの産地でも有名な土地であり、また、チーズ、野菜果樹栽培でも群を抜いています。その地域柄、このシュッド・ウェストは、「生きる事を楽しむ事が出来る土地」と言われている程です。

プレゼンターのソムリエ石田博氏が「シュッド・ウェストワインと郷土料理は何を合わせても100%合う」と言う程、振舞われたフランス郷土料理に本当にピッタリ♪この日、石田氏による日本におけるシュッド・ウエストワインの将来性について、お話ししていただきました。

石田氏によると、日本の消費者は、ブランドではなくワインの味と品種を重要視してきており、今やストーリーを伝えないとワインは売れなくなって来ている現代。その中で、シュッド・ウェストワインは、多様な文化や歴史、食材が豊富でイメージするフレンチが多くあり、さらに、金額と消費者ニーズも合い、将来性は抜群に良いと説明されていました。

こちら、来場者の一番人気だったドメーヌ(生産者)「シャトー・ド・ゴドゥ」。7代にもわたるワイナリーで、土壌は砂利質と粘土質。セパージュは、マルベック、メルロー、タナ種。味わいは、カシスやブラックベリー、ラズベリーの瑞々しい果実香にスミレや芍薬を思わせる豊かな花の香が加わり、バランスよく、しなやかで滑らかな味わいでした。

こちらは、ドメーヌ:ジョルジュ・ヴィグルー。頂いたグレヨン2005は、マルベック100%のワイン。濃いチェリーレッドで、マルベックの特徴でもある熟した黒いフルーツ(アメリカンチェリー、ブラックベリー、ラズベリー)の豊かな香りと、ドライフルーツのようなとてもフルーティな心地よい余韻が印象的でした。フォアグラや鴨に合いそうです♪

こちらは、1980年初頭より、当時の常識を覆すフレッシュでスタイリッシュかつモダンな辛口白ワインを作り始め、革新的なワイナリーとして、世界的に名を馳せるドメーヌ・デュ・タリケ。全ての工程は、果実味と新鮮味を帯びたワインを生み出す為に行われ、自然肥料を施し、ぶどうの酸化に対する徹底した保護、最大限にアロマを引き出す為に低温でスロー発酵などにこだわったワイナリーです。

会場となった東京代官山のレストラン「レストラン パッション」のパーティスペース「ヒルサイド バンケット パッション」のフランス郷土料理の数々♪「冷製ブイヤベースのゼリー寄せ」にアイオリソースとサフランで炊いたジャガイモのメダイヨン。ゼリーの中は、エビなどの魚介類がたっぷり♪

シャルキュトリの数々です。生ハム、パテ、テリーヌ、チョリソー、ソシソンです。こんな風に並べると圧巻!赤ワインと合わせると、より美味しさが引き立ち、座ってゆっくり食べたかった程です。

こちらは、ドメーヌ:ヴィニョーブル・アルボ。1878年に設立された家族経営のワイン生産者。フランス国内および世界33ヶ国に置いて、年間200万本のボトルワイン、3万箱のBag-in-boxなど販売。醸造は、伝統に法り、セパージュ毎に行い、エナメル加工したステンレスで熟成をさせた後ボトリングするとの事。ごく一部は、樽熟成もあり。

こちらは、「サーモンのポワレ パプリカのソテー添え」です。焼き色といい、香りといい、食欲をそそる逸品でした!他にも、マグレ鴨のロースト プルーン風味や仔羊モモ肉のロースト、砂肝、鶏レバーとキノコ入りオクシタン風サラダなど多彩な郷土料理が並びました。

写真は、総支配人のパトリック・パッション氏。レストラン パッションの名前を世に伝えた伝説のカスレとシュッド・ウェストの赤ワインと共に写真にパチリ!。カスレは、色々食べ歩きましたが、やっぱりここのカスレが1番!「レストラン パッション」は、ミシュラン1つ星を獲得しています。

こちらは、ドメーヌ:カーヴ・ド・ラバスティード。2014年リヨン国際コンクールで金賞を受賞しています。伝統的な醸造方法で、12~18日大樽で発酵。味わいは、深い紫色、赤い果実の香りで、スパイシーなタッチが強調され、口に含むとしっかりとした芳醇さを感じさせる滑らかなのが印象的でした。

こちらは、ドメーヌ:ドメーヌ・ラ・イテール。世界的に名を馳せるドメーヌ・デュ・タリケの伝説的醸造家、イブ・グラッサ氏の息子達が新たな挑戦として作ったワイナリー。フレッシュでエレガント、そしてアロマティックな白ワイン用に最適である褐色がかった砂利土壌で作られています。数々のワインコンクールで金賞、銀賞等を獲得しています。

こちらのレストラン「レストラン パッション」のオーナーシェフ:アンドレ・パッション氏は、フランスの郷土料理「カスレ」(白いんげん豆とソーセージ、数種類の肉の長時間煮込み料理)の振興に努めており、毎年行われるカスレパーティは、大盛況!10月になるとメニューに登場する伝説のカスレです。

こちらは、「ジャガイモとチーズのピュレ”アリゴ”とトゥールーズソーセージ」です。アリゴとは、フランスのオーヴェルニュ地方の郷土料理で、ジャガイモをベースにチーズやニンニクを混ぜてピューレ状にしたものです。チーズの粘りで伸びるタイプもあり、肉の付け合わせに出されることが多く、ソーセージにもピッタリ!

トゥールーズソーセージとは、フランス南西部に位置する地方都市で発祥した生ソーセージです。かなり粗挽きに引いた肉を使っているので、お肉の旨味がダイレクトに伝わるソーセージの王様的存在です。カスレにも使われており、この地方の料理に欠かせない食材の一つです。写真は、ドメーヌ:カーヴ・ド・ラバスティッドのエリ・ジョスラン氏。

こちらは、「フォアグラ入り豚スネ肉のテリーヌ」です。フォラグラは、フランスのペリゴール地方が有名ですが、トゥールーズも産地としてよく知られています。また、豚すね肉のハムも有名で、豚スネ肉を使う料理にバリエーションが絶えません。

こちらは、「ピレネー産チーズとロックフォールチーズ」です。ピレネーは、山羊、牛、羊のミルクから作られたチーズが特産で、石灰台地に自然にできた洞窟で熟成させた名声の高い“ロックフォール"が有名です。

デザートの「クレームカタラーヌ」。言語・風習においてフランス文化の影響が強いスペインのカタロニア地方の郷土菓子。クレームブリュレと似ていますが、全く作り方が違います!ブリュレは、湯煎焼きしますが、カタラーヌの方は、コーンスターチで固めます。よって、カスタードのねっとり感がダイレクトに伝わるお菓子です。

こちらは、ドメーヌ:ジャンーリュック・バルデス。1830年設立で、象徴的なマルベックを栽培。質の高いバランスが取れたエレガントなワイン造りを心がけているとの事。国内外の最高級レストランで採用されており、フランスは、デュカス、リッツ、フーケ。日本ではラ・ヴィネ、ペニンシュラホテルなどに卸している伝統あるワイナリーです。

こちらは、「オクシタン・タルト」。ナッツやドライフルーツなどをのせた素朴なタルト菓子。この他にも日本でもおなじみのカヌレやお米でできたリ・オ・レ。オレイエットやトウモロコシのミヤス、揚げ菓子のペ・ド・ノーヌなど郷土菓子が沢山ありました。全ては食べきれない程!郷土菓子もとても魅力的ですね!

シュッド・ウェストワインとフランス郷土料理は、歴史的にも地理的にも、本当に深く、広く、フランスの食文化そのものだと改めて実感いたしました。是非、レストランや酒屋店に訪れた際には、手に取ってみてください。どんなフランス郷土料理にも合います!写真は、お土産のシュッド・ウェスト専用エプロン。生産者の方々が着ていたものとお揃いです♪




シュッド・ウェストワイン公式facebook : http://www.facebook.com/SudOuestjp




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