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第1回 : アトリエ・ラ・ペッシュ
主宰: 【 小田川 さなえ 】

第2回 : ヴィクトリアン・ティーサロン
主宰 :【 木村 美千代】

第3回 : メ・ザンファン・カプリシュー
主宰: 【杉本 都香咲】
第4回 : デリス・ド・キュイエール
主宰:【川上 文代】
第5回: レストラン サリュー
オーナーシェフ:森本 秀和
第6回: ラミティエ
オーナーシェフ:宮下 清志
第7回: スクレ・サレ
オーナーシェフ:中西 貞人
第8回: ル・デッサン
オーナーシェフ:増田 稔明
第9回: ラ・グラップ
オーナーシェフ:加藤 清和
第10回: ボン・シュマン
オーナーシェフ:花澤 龍


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title--今月の注目の人

上の写真の本『はじめまして、お菓子教室』を本屋さんで見かけた方も多くいらっしゃると思います。 そうです。この本を書いたのが、今回ご紹介する「杉本 都香咲」さんです。 とても可愛らしく、優しい雰囲気の本なので、勝手に可愛いイメージを持っていた所、可愛らしいと言うイメージから、プロの職人と思わせる素晴らしい女性だと気づかされました。

プロの職人と思わせる訳------
杉本さんは、大阪辻調グループ校 辻製菓専門学校を卒業され、同校のフランス校に留学されました。フランスの研修等で腕を磨かれ、同校のエコールキュリネールに就職。プロを養成する製菓の講師となり、さらにフランスのリヨンでも講師を努め、10年間もの間、プロを育てるプロとして活躍。現在、東京吉祥寺にて洋菓子教室を主宰しています。

この経歴を聞いただけでも、『教える』という技術を感じられませんか? お教室での杉本さんも、やはりプロを感じさせられました。今まで私は、多くの先生に出会って来ましたが、その中で、手際がダントツによく、そしてよく気が付くのです。生徒さん1人1人の動きをきっちり把握し、ポイントを1人1人に丁寧に教えつつ、私に対しても、ほんの数秒でもとても感じよく話し掛けて来てくれたのです。

一番すごい!と思ったのは、行程ごとのポイント。なぜ、こうなるのか?失敗する理由、失敗しない理由、生地の状態を科学的に説明するのです。これは、ちょっとお菓子を勉強しただけでは出来ないものだと感じずにはいられませんでした。 プロに教えていたという事を改めて感じさせられました。

柿沼(以下T):お菓子教室の先生になろうとしたきっかけはなんでしょうか?------
杉本 (以下S):人に教えると言う仕事が好きなのです。パティシエとなり、お店を出したりコンクールに出品したりする仕事を選ばす、こうゆう立場もいいのではないかと思い、講師を10年近く続けて来ました。この教室を作ったのは、一般 の主婦やOLに本格的なケーキを教える所がなかったので、立ち上げたのです。本格的とは、ただ楽しい、美味しいだけではなく、どうしてそうなるか?を教える教室だと思っています。

T:お菓子やお教室に対して譲れない部分などありますか?------
S:月に同じレッスンが7,8回あるのですが、私が7回目でも生徒さんは初めてのレッスンなので、毎回初回の気持ちで教え、どの生徒さんにもムラの無いようきちんとポイントを妥協無しに伝える事ですね。

どうせ良いものを教えても、テクニックや味なんて分からない からなどと言う気持ちはいっさいありません。この思いはどんなレッスンをしても譲れないですね♪


T:お教室で心掛けていることはありますか?------
S: やはり、お菓子は『夢あるもの』だと思っていますので、この教室は『夢の場所』でありたいのです。生活感を出さないよう心掛けています。クリスマスシーズンになれば、モミの木に飾るオーナメントをお砂糖菓子で作ったり、自分で手作りしたものなども綺麗に飾り付けしたり♪♪♪

そんなささやかな事ですが、お菓子を教えるだけで無く教室の雰囲気からも、 私が子供の頃に見て感じた宝石のようなお菓子。そのワクワク♪ドキドキを伝えて行きたいですね♪

T:修行時代の印象的な出来事などありますか?------

S:フランスの研修先での最後の日、フランス人が持っていた(グツグツと沸騰した)ジャムの鍋にぶつかってしまい、腕に全部かぶってしまい、物凄いやけどをおってしまった事があるのです。でも、そんな非常事態の時に思ったのが、『これで 日本に帰らなくてもイイかも?』なんて思ったり。。。日本に帰りたく無いくらい現地フランス人と仲良くなっていたので♪♪♪今ではその傷も薄くなりましたが、傷を見る度に その時の思いがふとよぎり、懐かしく思い出されます。
T:きっとお菓子を習っている方共通 の思いだと思いますが、どうしたらお菓子作りが上手になりますか?------
S:まずは、几帳面な事ですね。お菓子は計量をしっかりしないとダメですし、それにお料理と違って、後から足す事が不可能ですから、きちんと順序どうりする事ですね。そして、何よりもお菓子を食べるのが好きな方ですね♪
T:お菓子の先生になるには何が必要条件でしょうか?------
S:教室を始めるには、 まず自分自身が理論を理解している事が最低条件だと思います。 その日はたまたま成功したが後日作ったら失敗した。けれども原因がわからないということでは駄 目なのです。 成功する理由、失敗する原因を生徒さんに質問されたとき、相手がきちんと理解できる説明が出来なければ「教えている」ことにはならないのだと私は思っています。 「先生」と呼ばれる以上、そこは教室の大小にかかわらず大切に考えて欲しいと思います。 私自身、教えることによって学ぶ事が沢山あります。今までもこれからもそれは変わりません。

T:最後の質問ですが、今後の夢をお聞かせください------
S:この教室を続けつつ、多くの人が私の作ったケーキやお菓子を食べに来てくれる『カフェ・パティスリー』を立ち上げたいと思っています♪夢はかなえたいものですね♪♪どんな形であれ、一生、食に携わって行きたいと思っています。

T:素晴らしい夢ですね!杉本さんなら近い将来必ずOPEN出来ますね!応援しています!!本日はありがとうございました。
S:私もとても楽しかったです。ありがとうございました。
この取材を通して、 メディアがお教室サロンを自宅で開くことを素敵!と促しているのに対して、実際はとても大変と言う事を感じずにいられませんでした。杉本さんは朝8時には仕事をし、夜中の11時半過ぎまで教室の仕事をしていると聞きました。これが述べ300人の生徒さんをかかえ、月100人を超える生徒さんに丁寧に教えているの本格的なお教室の現実なのです。これが、本気でお菓子を一生の仕事をすると言う事なのでしょうね。


そんな杉本さんが最近出した本『はじめまして お菓子教室』が全国の書店で販売されています。
私も購入しましたが、とても優しく初心者がつまずかないように作り方やデコレーションに工夫をして、気軽にお菓子作りを楽しめるようにまとめたテキストです。お菓子の本というのはもったいなく、テキストと呼びたいのに、可愛らしく仕上がっているのは、杉本さんならでは?でないかと思います。

【 杉本 都香咲さんの著書 】

『はじめまして、お菓子教室』

 杉本 都香咲 (著)
 文化出版局
 価格: ¥1,575 (税込)

『チョコレートの手作りお菓子Homemade sweets 』
 杉本 都香咲 (著)
 新星出版社
 価格: ¥998 (税込)


 洋菓子教室 メ・ザンファン・カプリシュー

住所:東京都武蔵野市吉祥寺南町2−3−15 バローレ吉祥寺1−606
TEL:0422−70−1373
HP:http://www.m-e-capricieux.com/





洋菓子教室 メ・ザンファン・カプリシュー
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