最後にコーヒーと紅茶が残り、軽い焼き菓子が付いてくる場合が多くあります。さて、デザートの後に出て来た焼き菓子まで食べられない事は多々あります。そんな場合、あなたならどうされますか？
【デザートの後の焼き菓子について】
デザートの後にコーヒーか紅茶、もしくはハーブティなどお好みの飲み物をサーヴィスの方が聞いてきます。この時も臆する事無く、欲しいものを頼みましょう。
ハーブティでも、色々な種類があるはずなので、楽しみながら聞いてみましょう。『どんな種類があるのですか？』と一言聞いたり、知らないハーブティーの名前が出て来たら、『どんな味なのですか？』と聞くと、話が発展してとても楽しい時間が流れると思います。
もちろん、紅茶もレモンかミルクどちらにするかと聞かれても、無理に選ばなく、紅茶の茶葉をそのまま味わいたいのなら『ストレートでお願いします。』と一言伝えれば良いのです。
【焼き菓子まで食べきれない場合】
せっかく出て来た焼き菓子。とても可愛らしく美味しそうに見えても、もう食べきれない場合は多々ある事。そんな時は是非、「お腹いっぱいなので、焼き菓子を持って帰っても宜しいですか？」「せっかくなので、こちらの焼き菓子を持って帰る事は出来ますか？」などと尋ねてみましょう。焼き菓子ならば、基本的に持ち帰る事は可能です。ミニケーキの箱やお店の袋などに包んでくれます。
『食べきれないものを持ち帰るなんて恥ずかしい！』などと思う必要はありません。 せっかくシェフが心を込めて作ってくれたお菓子を無駄に残してしまう事の方が、お店やシェフに対して申し訳ない事だと思います。そして、食べ物を粗末にする事こそ、恥ずべき行為です。
もちろん、お店によって持って帰れないお菓子を最後に出す場合もあります。 時間が経ってしまうと形が崩れたり、味が極端に悪くなるものや品質が落ちて衛生管理上都合が悪くなるものは、お店の方から丁寧に説明とお断りがあるので、一応尋ねてみるというスタンスで良いのではないかと思います。
【食事の途中で食べきれなかった場合】
最後の焼き菓子ならば、上記の通りサーヴィスの方と相談して持ち帰る事が出来ますが、途中のお料理が食べきれなかった場合や、突然体調が悪くなって食べきれなかった場合はどうしますか？
体調やお腹の具合で食べきれなかった場合は、素直に『お腹がいっぱいになってしまって・・・すみません。』と伝えれば良いのです。女性も男性も同じ量が出てきますので、無理をして体調を壊しては『食事は楽しむもの』というスタンスから外れてしまいます。
もし、ボリュームが出るレストランと事前に情報が入っていれば、オーダーする際にボリュームの確認をとったり、『少し少なめにお願いします』と伝えた方が良いでしょう。
あくまでも、食事は『美味しく・楽しく・美しく』がFELICIMMEの基本です。

『焼き菓子などは基本持って帰れるが、一応レストランに伺うスタンスを取りましょう。』