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bon apptit
   
FELICIMMEグランクラブのイベント『Bon Appetit ! FRANCE (ボナペティ フランス) ~美味しいフランス 召し上がれ!~』
にて行われた、最新フランス料理の試食・座談会。グランクラブのプロジェクト・チームとして、
最新フレンチのメニューをさらに進化させました。
その模様をダイジェストでお送り致します。

ボナペティ

舞台は、半蔵門の政財界御用達のレストラン『ARGO(アルゴ) 』。 ミシュランの3つ星シェフとして名高い美食の巨匠ピエール・ガニェールの愛弟子である山下 敦司氏の未発表の最新メニュー試食会を行いました。


この日、参加者は、右写真の参加者代表を含めて、全17名。フレンチが大好きな皆様と一緒に和やかな雰囲気の中、試食会が行われました。試食したお料理は、『黒豆とフォアグラのガトー仕立て マグレ鴨とプルーンのコンポジション マロンはちみつのパウダー添え』です。


実は、フォアグラが苦手な方が数名いらっしゃり、プルーンも苦手な方も。様々な嗜好の方が集まり、バランスのとれた座談会となりました。


どんな内容だったのか?是非ご覧ください。

【参加者代表プロフィール】

弥生子 神崎 Rica

弥生子さん

レストランシェフを通じ、生産者様の思い、地場〜様々な食材、伝統的食文化、味覚と嗅覚の関係などなどを考え、ひも解き学ぶ、大人の食育会の企画コーディネートをしております。

特別な体験、おいしいお料理を囲む幸福感を共有させていただきながら、誰かに語りたくなるサプライズ・メ ニューの誕生に真摯な気持ちで臨みたいと思います。

神崎則子

神奈川県藤沢市で「フランス家庭料理教室アン・プチ・プ」主宰。バターや生クリームを多用せず、オリーブオイルや旬野菜を使ったヘルシーでシンプルなレシピを提案。

AISO認定オリーブオイル ソムリエ
★ホームページ
 http://unpetitpeu.net/
★ブログ
http://ameblo.jp/unpeu3/

Rica

最近、フランス料理を習い始め、一気に、食への興味が高まりました。フレンチのお店は詳しくなく、また料理の知識も経験もまだまだですが、きれいな盛付や、繊細な味をシロウトなりに感じてみたいと思います。楽しいこと、新しいことが大好きなので、皆で意見を出し合い作り上げていくこの企画がとても楽しみ・・

完成した料理を食べた方が喜んでくれるのを想像しながら、おいしいメニューを考えたいと思います。

鈴木さん 鈴木 裕子

美味しさに尽くされている方々の作られるお食事に、心からの鳴り止まない拍手を持ちたいと、苦節の(笑)専門調理師試験に毎年挑戦しています。

そして、日本の四季の生み出す豊かな食材を、それを育んだ景色を想いながら食べられる人になりたいとお魚マイスターを取得したり、産地に出かけています。美味しさの秘密探検に、ご一緒できることを大変うれしく思っています。仕事は保育園の調理師をしています。
レイナ Reina

食べることとお稽古事が大好きなOLです。働きながら料理学校を卒業し、現在は趣味でお菓子教室を開催したり、ギフトやイベント向けのお菓子を作るなどの活動をしています。

コルドンブルー時代の友人にグランクラブにお誘い頂き、今回初めての参加となります。アルゴは大好きなレストランで、美しいお料理と試食会がとても楽しみです。なかなか機会がない蜂蜜のレクチャーにも興味津々です。よろしくお願いいたします。
自分なりの言葉で、素直な関せ王で結構です。目の前のお料理を頂いてみましょう。
試食会用の料理

参加者attendees(以下A)1:「蜂蜜がどんなのだろうと凄く気になっていて、楽しみにしていました。白いのは、粉っぽいのかと思ったら、食感がネチッとなって変化が面白いです。」


A2:「私もフォアグラが得意ではないので、自分で食事に行くとあんまり頼む事はないのですが、これは、とても食べやすくてちょっとお菓子的な感じで面白いです。」


A3:「私はフレンチに詳しくないので、申し訳ないのですが、素直な感想として、本当に食感が驚きです。」


A4:「フォアグラと鴨がとても良く合っていて、お皿の中の調和がとれて、と
ても美味しいです。」


A5:「とても美味しいです。すみません。(笑)実は、プルーンは、あまり得意ではなかったのですが、お肉に隠れていて、とても美味しいです。プルーンの食感が好きでは無かったのですが、食わず嫌いでした。(笑)」


A6:「上にのっているお塩が口の中で味の変化を盛り上げてくれていて、とっても美味しいです。」


A7:「フォアグラは、コンフィチュールと合わせる事が多いと思うのですけど、黒豆と合わせているがとても斬新だなあと。始め、コショウかと思って、スパイシーなのかな?と思ったら、黒豆だったので驚きです。とても美味しいです。」


A8「また食べたいと思います。友人と一緒にまた来たいです。女性は豆が好きなので、多分、黒豆はこれからの季節に合うと思います。」


A9:「白い粉をそのまま食べると、蜂蜜の独特の香りが強いですが、フォアグラと食べるととても合っていて、食感も楽しいです。」


A10:「フォアグラってやはり、いちじくやコンフィチュールと合わせますよね。蜂蜜って格調のある素材で、隠し味にするには主張が強すぎるのですが、パウダーにする事によって、とてもよいアクセントになるのだなあと思いました。」

また食べたくなる要素は?
写真

A11:「私はほとんどフォアグラを食べる事無いんです。コースで付いて来たら、仕方なく食べるという感じの存在だったんですが、逆に今日みたいなあっさりの感じだったらすごく、これなら、食べてみたいと思って、さっきコショウみたいと話された方がいましたが、逆にコショウとかがここに付いていて、途中から味を変えて食べたら、もっと楽しめるかと思いました。凄く美味しく頂きました。」

写真 A12:「視覚的に、全部黒というのがもったいない。半分だけ白とかもいいかもしれない。色味がもう少し欲しい。緑が少ないかな?鴨好きなので、出来れば、もう少し鴨肉が欲し。

A13:「先ほど仰った方と同じように、このレストランからのプレゼントの甘い お酒と凄くマッチしているのですが、もしかしたら、もう少し塩気があったり、 パンチがあったりしたら、黒こしょうとか、あったら、なんかもっとお料理が生きると言うか、主張すると言うかなんか、そんな感じになるのかな?とそう思いました。」

A14:「フォアグラが苦手な人用に、小さなアミューズのように2cm×2cmのように出して頂くと嬉しいかな。」

A15:「フォアグラ大好きなんですが、あれだけの量が出てくると、私の中では、少し飽きが出て来ました。が、この蜂蜜と合わせるとさらに、後味の余韻が深まってさらに美味しく頂けました。文句無いです。」

A16:「とっても美味しく斬新なのですが、量的に女性には食べ飽きてくる可能性があるので、長方形をもっと細くていいのでライン状にして、手前側に蜂蜜で、余白になにか酸味のものや、塩けのものを何種類か置いて、自分で調味しながら食べるといいかも。口の中が食べ飽きる事無く、自分が食事に参加する感じになると思う。」
写真
新メニューはこちら
ガトー仕立てに仕上げました 写真 食感を楽しめます
ボリューム感を出しました ライン状にしきました

レストランARGO(アルゴ)へレポートを提出後、プロジェクト・チームの意見が入った新メニューが出来上がりました。
「フォアグラの量が多くて、食べ飽きる人がいるかもしれない」との意見に対し、食べ飽きる事の無いよう、全体のサイズを小さくしてガトー仕立てにしたとの事です。また、「平面的なので、高さがあると良いかもしれない」との意見から、鴨でプルーンを挟むだけだったものを、1枚1枚巻く事によって2つに分けて、高さとボリューム感を出しています。


また、自分で食事に参加するような感じにする為、蜂蜜パウダーを自分で好みの量を自由に足せるよう、ただ上からかけるのではなく、下にライン状に敷きました。エピス(コショウ等)のアクセントなどの意見は、コースとのバランスを考えて、今後改良を重ねていきたいとの事です。

写真 如何でしたか?プロの腕にかかったお料理は、もちろん、文句が無い程美味しく、 ビジュアル的にも申し分無いもの。あえて消費者としての希望や要望を入れるだけでも大変なのですが、参加者の皆様、とても意欲的にお互い知恵を出し合い、より良いものを 皆で作り上げる事が出来ました。この企画で、消費者目線というものは、とても重要なのだと改めて気づかされました。

また、この日、「夜行きたくなるレストランとは?」や、「飲めない方の為のサービスで欲しいものとは?」など、様々な意見も飛び出し、美味しいもの好きな方は、本当に色々な良い意見を沢山お持ちだと思いました。
と同時に、この意見を無駄にしたくない!という真摯な気持ちにさせられました。 今後、グランクラブ・プロジェクトチームがレストランのメニューだけでなく、商品開発やサービス改善などでも活躍の場を広げ、色々発信していければと思っております。


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【シェフの紹介】

山下シェフ




- いつもより少しだけ贅沢な、大人の為のくつろぎの時間を提供したい -

エグゼクティブ・シェフ 山下 敦司



服部栄養専門学校卒業後、銀座「清月堂」、大阪欧風菓子「ケンテル」を経て、1995年渡仏。
エクス・アン・プロヴァンス「ル・クロー・ドゥ・ラ・ヴィオレット」 (ミシュラン二ツ星)、パリ「ル・ディヴェレック」(二ツ星)、 アヌシー「オー ベルジュ・ド・レリダン」(三ツ星)、ロアンヌ「トロワグロ」(三ツ星)、 パリ「ピエール・ガニェール」(三ツ星)と 数々の 名店で部門シェフを務め、クラシック から最先端の フレンチまで 幅広く研鑽を積む。

2000年に帰国後は、ガニェール氏の推薦により 「ル・コルドン・ブルー・パリ」にて6年半、料理講座教授。
【レストランARGOの紹介】
レストラン写真


ギリシャ神話に登場する巨船から名づけられた「アルゴ」。
柱のない広々としたダイニングからは、皇居や都心のパノラマビューが広がり、まさに天空に浮かぶ船を彷彿させます。

贅沢に配置されたお席は40席。繊細でモダンなフレンチとともに、優雅なひと時をお過ごしいただけます。

レストランARGO公式HP:http://www.tojo.co.jp/argo/index.php






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