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STEP27 : 海外のレストランで気をつけるマナーとは?

*──レッスンを始めましょう!────────────────────────────.*..



本のレストランには無い習慣で海外で気をつける事。


それは「チップ」です。海外に行ったらチップを!と考えていませんか?最近はどんどん事情が変わってきているので、少し頭の片隅に置いておきませんか?

◆フランスのチップ事情


物価も税金も高くなり、また、日本で言うデビッドカードやクレジットカードなどの普及により、おつりをチップとして支払う機会も無くなった事などにより、ほとんどの所でサービス料込みになっています。 とはいえ、普通に食事をしたら、チップを置く事がマナーと考えて良いでしょう。

星付きのレストランや超高級ホテルなどは、チップを置く事が前提です。サービス料は大抵10%含まれていますが(お店による)、幸運にも、フランス在住8年のレストラン関係者の相場を聞きましたので、こちらを記述致します。  

以下は、二人で食事をした時の一回の会計時に置かれるチップの標準あるいは最低ラインとの事です。

 

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 ◆カフェでコーヒーを飲む。
   おつりの1ユーロ以下をそのまま置く、または0.20〜0.50ユーロ程度。
 ◆カフェで食事(サラダのみ、ワンプレート程度)
   2、3ユーロ
 ◆ビストロで食事(前菜+メインで30ユーロ〜50ユーロの店)
   5ユーロ 
 ◆ビストロよりもワンランク上のレストラン(一つ星クラス、ナフキンがあるなど)
   10ユーロ
 ◆2つ星、3つ星クラス、シャンデリアがあったり、着飾って行くようなレストラン
   20ユーロ〜50ユーロ
  基本的に支払い金額に関わらず、お店の格・クラスによってチップの金額が決まっていると

  考えてください。
  三つ星で20ユーロからと書きましたが、世界中からお金持ちが来るレストランですから

  50ユーロ以上のチップが日常的です。

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もちろん、その時の気持ちの問題なので、本当に素晴らしいサービスを受けたと感じた時は上記以上のチップを差し上げても良いかと思います。


◆アメリカのチップ文化の背景


アメリカは現在でもレストランやカフェのサーヴィスマン、タクシー運転手などは、収入をチップに頼って生活をしている人がほとんどです。日本の「サービスは無料」という考えとは全く違い、アメリカは、サービスはお金になるからやるものであり、お金にならなければ、やる意味が無いという考え方です。よって、サービスは無料ではないという考えのもと成り立ちます。

これは、日本人にとって冷たいように聞こえますが、アメリカ人は仕事は仕事として割り切っているので、その国の文化として考えると納得いくかと思います。


◆アメリカのチップの相場と注意点


アメリカのレストランで支払うチップの相場は、15%~20%です。
アメリカの場合、余程のことが無い限りチップを置くのがマナーです。また、日本人は、多く払いすぎているとよく言われます。しっかりとそのサービスを見極めて、チップを置くようにしましょう。


サービスの質によらず常に多めのチップを置くと、「日本人は大したサービスをしなくても文句言わずにたくさんチップをくれる」と思われ、次の日本人に対して正当なサービスを行わなくなると耳にします。また逆に、チップの習慣を知らずにまったくチップを置かないと、「日本人は、サービスしてもチップを置かない。マナーがなっていない」という事で、レストランで末席に追いやられてしまう事も多々聞こえて来ます。


海外に行ったら自分は日本人であり、日本人の代表として見られているという認識をもって行動してみては如何でしょうか?小さな意識が、相手に対する敬意であり、ひいては日本人の国際的な評価につながると思います。


◆チップを払う時にやってはいけない事


アメリカでチップを置く時は、なるべくお札で置きます。
おつりを全額チップにする場合は別ですが、コインをじゃらじゃらと並べるよりも、紙幣で渡す方がスマートです。アメリカには1ドル札があるので、少額のチップでも困ることはありませんし、高額紙幣しか持ち合わせが無い場合でも、おつりをもらってチップを置けば問題ありません。

また、1セント硬貨をチップに加えることはおつり全額をチップにしない限り、侮辱的な意味合いになるので、決してやってはいけません。

◆チップの払い方

アメリカでは、お会計のサインを送る(アイコンタクトでも軽く手を挙げても良いでしょう。)と、ウェイターやサーヴィスマンが伝票を持ってきますので、確認してクレジットカードをはさんでおきます。すると一旦レジに持って行った後、2枚のレシートと一緒にカード返してくれます。 上の紙は店用で下の紙がお客様控え用です。 食事のトータル金額の15~20%くらいをチップの欄に記載し、総合計金額を書き、サインをした店用のレシートを残して席を立ちます。


現金で払う場合は、現金を置いておきます。おつりがないように計算するととてもスマートです。もし、大きなお札しか無い場合、「おつりをください。」ときちんといいましょう。もし、いらなければ、おつり全額がチップとなるので、感謝の言葉を伝えて席を立ちます。


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★ 今回のポイント ★
その国の文化を知り、合わせる事が最大のマナー。























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