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【Nettuno社】コラトゥーラ・ディ・アリーチ


綺麗な褐色の液体。これは、アンチョビのエキスなのです。『イタリアの黄金の魚礁 ソース』とも言われているもので、イタリアのリゾート地として名高いアアマルフィ海岸にあるチェターラの町で作られています。


18世紀末から青魚の保存食に長けておりチェターラの漁師が端正込めて作り上げて来た歴史的なソースなのです。


古代ローマ人達は宴会の時、宮廷専属コックにより作られたこの黄金のソースをパンに塗ってたべていたとも言われています。それだけ、イタリア人に愛され続けて来たものだと分かりますね。


現代の作り方は、編み上げされた方口イワシを、頭や尻尾、内蔵など取り除かれ、開いた状態で専用容器の三分の一の場所まできれいに層状を作りながら塩漬けにします。 この時、香草などを入れる所もあるそうです。


その後、日本の漬け物と同じように、木製の押し蓋におもりを乗せて、魚が熟すまで置いておきます。そうすると、表面 にイワシの液体が浮かび上がります。それを一旦取り出し、保存するのです。


更に夏の太陽に当てることで魚がより熟していき、熟成の最後(約4~5ヶ月後)の過程で一度保存した液体を再び容器の中に戻し再び魚のうまみの間をゆっくりとろ過させます。これを数回繰りかえし、黄金のソースが出来上がるのです。 4月から7月くらいに収穫されたイワシが脂肪分が少なく適しているそうです。


さて、気になるお味なのですが、初めてでした!!こんなにもスッキリとしていて、魚臭くなくエグミもないものは!!アンチョビは、保存する為にしっかりと塩を振るので、たいていお料理に使う時は、水にさらして塩気を抜いたり、魚の臭みを除く為に牛乳に浸したりしますが、このコラトゥーラは、これだけで高級なアンチョビを食べている気分にさせてくれます。


さっそくパスタの仕上げに使いましたが、変に塩っぱいと言う事はなく、程よい塩加減で、グッとパスタの品格が上がった気が致しました。次回はサラダにも使ってみようと思います。


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【Nettuno社】
コラトゥーラ・ディ・アリーチ


http://www.nettuno.it/
(※イタリア語です)
























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