綺麗な褐色の液体。これは、アンチョビのエキスなのです。『イタリアの黄金の魚礁
ソース』とも言われているもので、イタリアのリゾート地として名高いアアマルフィ海岸にあるチェターラの町で作られています。
18世紀末から青魚の保存食に長けておりチェターラの漁師が端正込めて作り上げて来た歴史的なソースなのです。
古代ローマ人達は宴会の時、宮廷専属コックにより作られたこの黄金のソースをパンに塗ってたべていたとも言われています。それだけ、イタリア人に愛され続けて来たものだと分かりますね。
現代の作り方は、編み上げされた方口イワシを、頭や尻尾、内蔵など取り除かれ、開いた状態で専用容器の三分の一の場所まできれいに層状を作りながら塩漬けにします。
この時、香草などを入れる所もあるそうです。
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